WEAR*brass工作室
オンラインで始める
あなただけの真鍮アクセサリー作り
想いを形にする場所がここにあります。
「アクセサリー作家として活躍したい」
「大切な人に想いを込めた、世界にひとつのアクセサリーを贈りたい」
「自分の手で、思い描くアクセサリーを自由に作りたい」
そんなあなたの"作りたい"を
WEAR*brass工作室が全力で応援します。
どこにいても、いつでも学べる自由な環境で
あなたの想いを形にし
唯一無二の作品を作り上げてみませんか?
"想い"を形にする喜びを、今すぐ体験してみましょう。
《講師紹介》
真鍮アクセサリーブランド 「WEAR*brass」
デザイナー歴8年 しろめ
炎に包まれ、叩き磨かれた一片の金属は
誰かの日常をそっと彩る欠片となる
そんな日常に寄り添う小さな輝きを届けたいと思い
自宅のアトリエで真鍮を使ったアクセサリーや
雑貨を制作しています。
手仕事で描く模様は
ひとつとして同じものはありません。
それは、作る人の手と想いが織りなす唯一無二の証。
そんな「物語のある作品」を、日々生み出しています。
現在は月に一度のワークショップで
ものづくりの喜びや真鍮が持つ美しさを
多くの方に届けることに力を注いでいます。
《未来へのビジョン》
東京・深大寺の地に、コンテナを改造した
トレーラーハウスをつくることを目指しています。
そこでは、作品が生まれ、人が集まり
アイデアが交わる空間。
cafeやワークショップ、個展、レンタルスペースとしての
新たな挑戦を夢見ています。
《like》
絵を描くこと / 植物の成長を見守る時間
美味しいものを探す冒険 / 静かな散歩
インテリアの小さな工夫 / 子どもの笑顔
《講師からのメッセージ》
はじめはただ、小さな好奇心でした。
日々の仕事の合間に、金属と向き合い
少しずつ形を生み出していく時間――
それが次第に
私にとって大切なひとときになりました。
今では作家として生きていますが
ここまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。
失敗を重ね
思い描いた通りにいかない日々も多くありました。
けれど、その一つひとつが
ものづくりの喜びを深く感じる糧となりました。
「不器用だから無理かも」
「センスがない自分にできるだろうか」
そんな不安があっても大丈夫です。
私も、かつては夜勤の工場やレジ打ちに追われ
創作とは無縁の生活を送っていました。
しかし、一歩踏み出したその先には、
これまで知らなかった新しい世界が広がっていました。
この工作室は、そんな小さなきっかけを
誰かと共有したいという想いから始まりました。
図工の授業のように、自由で楽しい時間を――
心の中にある「やってみたい」を形にする場所。
作る喜びを
あなたと一緒に見つけていけたらと思っています。
●レッスン内容
初回オリエンテーション
・道具や材料の準備
お手持ちの道具で使えるものがあれば
新たに購入する必要はありません。
足りないものは、必要に応じて一緒に確認しながら
少しずつ揃えていきましょう。
自分だけの道具箱を作る時間も
ものづくりの楽しみのひとつです。
・作品イメージの共有
まずは、どんな作品を作りたいのか
一緒にお話しするところから始めます。
私の作品を参考にしながら
ご自身が作りたいイメージを伝えてください。
次回からは、イメージを形にするために
具体的な制作工程を一歩ずつ進めていきましょう。
⚫︎受講について
レッスン方法
工作室では、LINE、Instagram、zoomの
いずれかのビデオ通話を使用して
作品作りを丁寧にレクチャーします。
受講期間について
週1日、1日1〜2時間を基本とし
3~5ヶ月を目安に進めていきます。
ただし、1ヶ月の短期集中や1年間の長期受講など
ご希望に応じて柔軟に対応しますので
ぜひご相談ください。
基本的には工作室に期限は設けていません。
いつでも気軽にご相談いただける
あなたのものづくりの拠点でありたいと考えています。
作業内容について
レッスンでは、金槌やルーターなど
音の出る道具を使った作業が中心です。
そのため、音の出る作業を実演しながらの指導は
9:00~16:30の時間帯で対応しています。
夜間をご希望の場合は
音の出ない作業が中心となります。
参加時間について
ご自身の環境やご都合に合わせて、
柔軟にスケジュールを調整してご参加いただけます。
⚫︎工作室で学べる作品の紹介
(基本編)
槌目バングル
お客様からご好評をいただいている
人気のアイテムのひとつです。
金槌が生み出す繊細な槌目(つちめ)
手に馴染む形へと仕上げる工程を
作品作りを通じて一緒に学んでいきましょう。
少し歪んでも、それは手仕事ならではの個性。
いびつさが加わることで
唯一無二の味わいが生まれるバングルです。
槌目ピアス / イヤリング
真鍮の板から生まれる
小さな幾何学のアクセサリーパーツ。
金槌の音に合わせて刻まれる槌目模様は
作り手それぞれの個性を映し出し
温かみと味わいを加えます。
身につける人の安全を考えた
丁寧な仕上げのコツもお伝えします。
自分への特別なひと品として
また、大切な人への贈り物としても喜ばれる
心のこもったアクセサリーを一緒に作りましょう。
ゆれる水面ピアス / イヤリング
黄金の光と柔らかな影が織りなすコントラスト――
その静かな揺らめきは、穏やかな水面を映し出します。
シリーズ化された中で最も愛されるこのデザインは
光を受けるたび、耳元で小さな波紋のように揺れ
見る人の心に涼やかな印象を届けます。
穴あけ加工
道具の扱いに慣れてきたら
パーツに穴を開ける新しいステップへ。
その小さなひと手間が
作品にさらなる広がりを与えます。
ひとつのパーツが、次の形へと繋がる――
そんな創作の楽しさを体験してみましょう。
槌目リング
バングルより少し難しい真鍮リング作り。
小さな真鍮の棒を使用し
指輪の形へと丁寧に仕上げていきます。
サイズの微調整や、丁寧に曲げる作業がポイント。
パーツ接着
ビーズや異素材を加えたり
裏側に別のパーツを接着する技術などを学ぶことで
デザインの幅がぐっと広がります。
この技術を習得すれば、ブローチやヘアゴム
バレッタなど、さまざまなアクセサリーが制作可能に。
ワイヤー・金具パーツ作り
真鍮ワイヤーでパーツを繋ぎ
天然石やビーズとの組み合わせで
魅力的なデザインを生み出す。
そんなアクセサリー作りの基礎を学びましょう。
さらに、パーツ同士を丸カンと呼ばれる
リング状の金具で繋ぎ合わせる技術も習得できます。
オンライン工作室の特別なポイント
この工作室が特別なのは
作りたい作品を自由に選べる点です。
私のInstagramに投稿している作品の中から
「これを作りたい!」と思うものを選んで
一緒に制作することができます。
将来的には、私が手がけたすべての作品を
自分で作れるようになることを目指せます。
さらに、「こんなデザインを作ってみたい」という
オリジナルのイメージがあれば
ぜひお聞かせください。
そのデザインに合った作り方を
私なりの方法で丁寧にお教えします。
自由にデザインを楽しみながら
ものづくりの魅力を存分に味わえる
特別なレッスンをぜひ体験してみてください。
作家として活動を続けていくには...
作品作りの技術だけでなく
さまざまな知識やスキルが必要です。
具体的には…
ブランドの世界観の作り方
集客のコツ
WEBショップの開設方法
イベント出店の準備
POPや名刺のデザイン
什器の選び方や購入方法
ホームページ制作の基本
このほかにも,挙げればキリがないほど
多くのことを学ぶ必要があります。
私が作家としての活動を通じて得た知識や経験を
惜しみなくお伝えします。
「これが知りたい」「ここが分からない」
という疑問があれば
どうぞ何でも気軽にご相談ください。
一緒に解決していきましょう!
⚫︎料金について
Basicプラン
・料金:税込 320,000円(無期限)
・道具・材料代:約25,000円(別途必要)
《プランの特長》
・柔軟な受講内容
受講内容やシステムは毎月アップデートされています。
ここに書ききれない情報もたくさんありますので
詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください!
・オリエンテーションでのご相談
初回オリエンテーションではお手持ちの道具や
制作したい作品についてお話を伺いながら
必要な材料や道具の見積もりをいたします。
そのため料金が若干異なる場合があります。
・道具や材料のアドバイス
真鍮だけでなく、天然石などの材料や
金槌といった道具の選び方
仕入れ先についても丁寧にお伝えします。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 体験コースはありませんか?
A1. 現在、体験コースのご用意はございません。
以下の理由から実施が難しい状況です。
理由:指導のクオリティを大切にしているため
真鍮アクセサリーを丁寧に仕上げるためには
どうしても時間と手間がかかります。
短時間の体験コースでは
真鍮の魅力や技術を十分にお伝えすることが難しく
中途半端な指導では、ご満足いただけないのではと考えています。
私が一番大切にしているのは
卒業生が自信を持って作品を作れるようになること。
そのため、時間をかけてじっくりと技術をお伝えし
ひとつひとつの工程を大切に指導することを心がけています。
「ものづくりを始めたい」「技術を身につけたい」
とお考えの方は
ぜひ本講座をご検討いただければ幸いです。
皆さまと一緒に素敵な作品づくりができる日を
心より楽しみにしております。
Q2
価格設定の理由を教えてください。
価格を32万円に設定しているのには、たくさんの理由があります。
一見高額に感じるかもしれませんが、私自身はこの金額を「とても良心的」だと考えています。
1. 彫金専門学校との比較
彫金を本格的に学ぼうとすると
専門学校の総額は150万〜300万円が一般的です。
内訳として、
学費:2年間で約140万〜240万円
材料費・工具費:10万〜30万円
その他費用:入学金や交通費
専門学校は設備が整い、基礎からじっくりと学べる環境が魅力です。
時間をかけて深い知識や高度な技術を習得したい方には最適な選択肢だと思います。
一方で、工作室では短期間で効率よく、実践的な技術を習得できるカリキュラムを組んでいます。
時間もコストも最小限に抑え、いち早く作家活動を始めたい方におすすめです。
2. 8年間の技術と経験を、すべてお伝えします
作家として活動してきた8年間の中で培った技術や知識
仕入れ先情報やものづくりのノウハウまで
必要なことすべてを余すことなくお伝えしています。
3. 無駄な時間と費用を削減
時間の削減
独学ではわからないことを調べるだけで
何十時間もかかります。
工作室では、その時間を大幅に短縮し
最短ルートで作家としての技術を習得できます。
費用の削減
道具や材料を試行錯誤しながら揃えると
費用がかさみます。
私自身も、試行錯誤の過程で20万円以上を
無駄にしてきました。
工作室では必要な道具や材料を明確にお伝えし
無駄な出費を防ぐことができます。
⚫︎専門学校の良さについて
専門学校では設備が充実しており
基礎から高度な技術まで時間をかけて
しっかりと学ぶことができます。
仲間と切磋琢磨しながら成長したり
長期的な視点で幅広い技術や
知識を身につけたい方には
専門学校が最適な選択肢かもしれません。
一方、工作室では実践的な技術と知識に特化し
短期間で「作家として活動を始めたい方」
に向けた指導を行っています。
「最短で自分の技術を形にしたい」
「効率よく、作家として自立したい」
そんなあなたに寄り添い、全力でサポートします。
この価格には
8年間の経験と技術のすべてが詰まっています。
価値を感じていただけたら嬉しいです。
Q3
お支払いは一括のみですか。
A3
現在は、
銀行振込一括のみとさせていただきます。
アトリエ・プログラム(上級者コース)
オリジナル技法を学ぶコースです
受料:+40,000円
七彩(しちさい)仕上げ
七色の光が、真鍮の中にそっと溶け込んでいく。
光と素材が出会い、生まれる静謐な色の重なりを表現しています。
特徴
虹色の模様は一点一点異なる表情を見せるため
特別感のある作品に仕上がります。
翠錆(すいせい)仕上げ
真鍮に浮かぶ翠(みどり)の錆(緑青)は
時の流れと手仕事が織りなす、偶然が描く儚い景色。
思い通りにはならないその色合いは
偶然が織りなす唯一無二の表情を宿し
使い込むほどに深みを増していきます。
私自身が最も時間と研究を費やしてきた
作品のひとつです。
緑青(ろくしょう)を思い通りの色に仕上げるには
試行錯誤の繰り返しが必要となります。
特徴
レッスンは複数回に渡り
時間をかけて習得する内容です。
使用する薬品は人体には無害ですが
作業中に強い臭いが発生するため
十分に換気ができる環境での作業をおすすめします。
緑青の美しい風合いを手に入れるために
じっくりと向き合い、学びを深めていきます。
ロウ付け
金属同士を接合する技法の一つです。
「ロウ」とは低い温度で溶ける合金のことで、
つなげたい金属同士の間に接着剤のように流し込み、固定します。
特徴
金属をしっかりとつなぎ合わせることで、
より幅広いデザインや表現が可能になります。
基本コースでも十分ご満足いただける内容となっており
真鍮アクセサリーの魅力や制作技術をしっかりと学んでいただけます。
ただ、
「より高度な技術を習得したい」
「自分だけのオリジナリティを追求したい」
という方には
アトリエ・プログラムを追加で受講されることをおすすめします。
⚫︎通話での対応について
通話でのご相談も承っています。
WEAR*brassのインスタアカウントに
以下のようにDMをお送りください。
「工作室 通話希望」
「工作室 ビデオ通話希望」
Instagramの通話・ビデオ通話機能を活用して
ご質問やご相談にお答えいたします。
なお、私から工作室にお誘いすることはないので
ご安心ください。
工作室の説明が終わった後は
ご家族や大切な方としっかり話し合ってみてください。
それでも「やってみたい!」と思えたら
ぜひまたご連絡ください。一緒に始めましょう!
ご質問、受講希望の方はInstagramのDMまたは
こちらのショップのメッセージから
いつでもお気軽にご連絡下さい。
- 私が作家になるまでのstory -
かつての僕は、何の夢も持てず
目標も見つからず、 ただ止まったまま
変わらない景色を見つめていました。
心の奥では「何かを変えたい」「このままじゃ駄目だ」
と感じながらも
何をすればいいのか分からず
ただ時間だけが過ぎていきました。
仕事が嫌いで、何度も辞めては逃げ
「毎日がつまらない」と心の中で繰り返す日々。
ただ、どこかで「何か楽しいことはないかな」と
答えのない問いを抱えて生きていました。
初めて独立して始めたのは仕入れ業の仕事。
商品を仕入れ、イベントや貸し店舗で販売する
シンプルな仕事――
「自分で考えたことが、人の手に渡っていく」
その瞬間が嬉しくて、胸が高鳴りました。
けれど、現実はそう甘くなく
初めての起業は大失敗。
生活は崩れ、僕は「家なき子」になりました。
そこからの数年間は
サラリーマンとしてただ耐え続ける日々。
心の奥には
燃え尽きない小さな炎だけが残っていました。
「もう一度、自分の人生を取り戻す」
それだけを信じて生きていました。
そんな時、運命の出会いが訪れます。
デザインフェスタの会場――
今では誰だか分からない
真鍮作家さんのブースに足を止めた僕は
目の前に広がる真鍮の作品に心を奪われました。
金槌の跡が残る、無骨で温かい輝き。
その一つひとつに
人の手が、時間が、心が宿っているように感じました。
そして帰り道、僕は彼女(今の奥さん)に宣言しました。
「俺、アクセサリー作家になる。」
呆れて笑われました。
「またそんなことを言ってる」と――
けれど、その時の僕にはもう迷いはありませんでした。
僕は当時、
工場勤務や飲食店の仕事ばかりで
クリエイティブなことには無縁の人生。
SNSも集客も知らない、PCはろくに触れない。
アクセサリーを作る技術も、触れたことすらない。
そして何より、僕には
「センスがない」という致命的な問題がありました。
それでも――いや、だからこそ、
真鍮に向き合い、無我夢中で手を動かし続けました。
夜な夜な叩き続け、手探りで作品を作り続けた日々。
真鍮を叩くたびに少しずつ自分の中の迷いや
不安が形を変えていくような感覚がありました。
完成した作品を手にしたとき
それはただの金属ではなく
自分の努力や情熱そのものが
形になったように思えたのです。
朝日が差し込むアトリエで
静かに輝くその作品を眺めながら
その時、ようやく自分の道が見えた気がしました。
そんなある日、思い切って初めて
マルシェに出店しました。
誰も足を止めてくれない――
そんな現実に、心が折れそうになりました。
その時
一人の女性が立ち止まり、僕の作品を手に取りました。
「素敵ですね。」
そのひと言が、胸の奥に熱い想いを灯し
安心感と感動が一気に押し寄せました。
「自分が作ったものを、誰かが“素敵”だと感じてくれた」
僕は初めて、自分の居場所を見つけた気がしました。
そこから少しずつ道は開けていきました。
真鍮の魅力に取り憑かれ
試行錯誤を繰り返しながら
少しずつ技術と感性を育て上げ
2019年、ついに作家として一本の道を歩み始めました。
今でも覚えています。
初めてショップに自分のアクセサリーが並んだ日のこと。
初めてライブ配信に挑戦し
不安と闘いながら想いを伝えた日のこと。
そして、始めたのきっかけをくれたデザインフェスタで
自分の作品がたくさんの人の目に触れたあの日のこと。
すべての「初めて」が
僕を少しずつ、確かに前へと進ませてくれました。
自らが生み出した作品が
誰かの手に渡り、誰かの日常を彩る――
そのことが、涙が出るほど嬉しかったのです。
真鍮という素材との出会いが、僕の人生を変えました。
あの時、踏み出した一歩が
僕をここまで連れてきてくれたのです。
「やりたいことがあれば、人は変われる。」
それは、僕自身が身をもって証明したこと。
そして、今これを読んでいるあなたには
きっと同じ力――
いや、それ以上の可能性があると信じています。
この工作室での学びが
あなたにとっての「特別な一歩」になりますように。
真鍮を叩くその手が
新しい物語の始まりを紡いでいく――
そんな瞬間に立ち会えることを、心から願っています。
願わくば
この場所でお会いできる日を楽しみにしています。
-しろめ-